酸素欠乏

たのしくて、くるしくて、愛しい

大好きな推しへ。

こんばんは。名取です。

今祐矢くんのためだけにこの記事を書いています。

 

まずは本日2021年3月31日、ご卒業おめでとうございます。

同年1月12日に卒業が発表されてから、いろんな感情になりました。

最初は受け入れられなくて苦しかったし、それでもパンダドラゴンが見せてくれる景色はいつだって美しくて、楽しかった。祐矢くんからもらった言葉の一つ一つがうれしくて大切だった。

発表する前が楽しくなかった、とかではなくて。その前だってすごく楽しかったし特別な時間だったんです。

けどそれ以上に今がどうしようもなく大切なのは、祐矢くんが抱えていたものが少し軽くなったからなのかな、推しが前を向けていることが分かるからかなって、そう思っています。

 

卒業を発表した後の祐矢くんはなにか吹っ切れたような笑顔でパフォーマンスをしているなあ、って思いました。この言い方で不快になったらごめんね。でも本当にそう思ったんです。

だけど、残された時間で自分に何ができるのか、成長することに対して妥協せず突き詰められるその真摯な姿勢はなんにも変わらなくて、そういう姿を見るたびにわたしは「祐矢くん」が大好きだし、「あなた」が大好きだなあって何度も思わされました。そして、好きだからこそその姿が見られなくなる日が来ることを考えたくなかった。これを書いている今も、卒コンっていう実感があんまりないです。きっと全てが終わった時に気付くんだろうなあ。

 

自分の表現するものに対してストイックすぎるほどまっすぐ向き合っているから、アイドルっていう職業についてどう思ってるんだろうって思ったこともありました。正直、歌やダンスが上手くなくたって評価される世界だし、その評価基準って人によって違って、点数で計れるものではないから。

昔、「上手いに越したことはないよね」って言ってたことを思い出します。わたしもそう思う。実際、祐矢くんの歌もダンスもわたしが知ってる1年くらいですごく上手になってて、その成長を見るのも楽しみでした。前出てなかった音が出てるなあとか、こんな表現ができたんだ~とか、本当に素人目だけど。

だからこそ、自身の不調とか、うまくいかないことが許せなかったんじゃないかなあ、とか。いろいろ書いたところでオタクにはわかんないことばっかりで、これはお手紙にも書いたんですが本当に無力だなあって思いました。

 

だけど、前述の通りわたしは「あなた」のことも大好きだから、決断に対して寂しいとは思っても、否定はしたくないなって思ってました。わからないことが多いからこそ本人の意思や言葉は尊重しようって、これはわたしがアイドルを推すときのポリシーなんですけど、それだけは気を付けてました。自己満だけど。

 

祐矢くんはわたしに「さりげなく優しくて、強い心を持ってる」って言ってくれました。でもね、全然そんなことないんです。人よりも泣くし、病むし、身内には散々弱音吐いてます。緊張してうまく話せなかったって思うことも多くて、こんなに好きなのになんで一ミリも伝えられないんだろう~って悩んだりしてました。

だけど、それを推しに言うのは違うなあとは思ってたから、もしかしたらそういう所をやさしさとして拾ってくれてたのかなあとか思います。

そうやって言ってくれる祐矢くんこそ、とってもとっても優しくて、強い人です。だいすき。

 

卒業公演を目前に控えた今、わたしが願ってることはただ一つで。

これから先幸せになってほしいってことだけです。

3月になってから、忙しいのに毎日長文DM送ってて本当にごめんなさい。

最後、毎回「明日も祐矢くんが幸せでありますように」って文で締めていたの、気づいてたでしょうか。

ライブや特典会でたくさんの愛と幸せをくれたし、祐矢くんとしても「出会えて、パンダドラゴンでいてよかった」「名取ちゃんには幸せになってほしい」って言ってくれましたね。本当に嬉しかった。

だからわたしも、毎日祐矢くんの幸せを願ってました。

 

かといって、それ以外に全く欲がないかといわれるとまあオタクなので……。

「遠くなっちゃうかもしれないけどまた会えるように頑張る」って言葉を割と本気で信じてます。これ怖い話なんですけど、わからないことが多いからこそ本人の意思や言葉は尊重するってことは逆を言えば推しの言葉はぜったい!なんですよ(絶対はないけど)クソ重オタクの爆誕ですね……。ここドン引きしてもらって大丈夫です……。

でも、祐矢くんって本当にやさしい人だからさ、最後まで「待ってて」って、言わなかったんです。こういうオタクがいることわかってたのかなってくらい、発表後の自分の発言に対して責任を感じてたんだろうなって思います。最後の最後まで優しいままでいてくれてありがとう。

 

だけど、この気持ちは伝えさせてほしいです。

「あなたとまた 同じ夢を見たい」

これはaikoさんの『雲は白リンゴは赤』って曲の一節です。

最近わたしの曲解釈は共感要素が多いって話をしたかと思うんですが、この曲がわたしの気持ちを最大限言語化してるので、もしよかったら聴いてください。

これはTwitter本垢のbioにもしてるんですが、なんていうか……もちろんそうありたいけど欲を言えば、って感じです。

あなたにしばらく会えない世界でも幸せに生きられるように、マイペースに自分らしくがんばるので、もし縁があればまた、一緒の夢を見せてほしいなあなんて思ってます。

 

あなたの真っ直ぐな眼差しが、物事に取り組むときの姿勢が、歌声、ダンス、表現、ステージに立つ時のキラキラした笑顔、その全てが大好きでした。

素敵な夢をたくさん見させてくれて本当にありがとう。

あなたを好きになれたことで広がった世界があります。以前よりも仲良くなって、一緒に笑って泣いてくれる友人がいます。全部当たり前じゃなくて、大切にしなきゃなって改めて思わされたよ。これしか言えなくてごめんね、でも本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

では長くなってしまったので最後に、送ったお手紙の一部分を載せて終わりたいと思います。特典会でも直接読んだので重複しますが、改めて読んでもらえたらうれしいです。

"祐矢くんのことを好きになれたこの1年と少しの時間、とっても幸せでした。初めての現場、初めての接触、全部昨日のことみたいに思い出せます。最初よりは少しでも打ち解けられたのかな~とか、推しにとって良いオタクでいられたのかな~って、その答え合わせはできないしするつもりもないけど、ちょっとでもそう思ってくれていたならうれしいです。祐矢くんが輝くためのペンライトの一部に、一瞬でもなれたことを光栄に思います。アイドルになってくれて、パンダドラゴンでいてくれて、沢山の幸せをくれて本当にありがとう。あなたのことが心から大好きです。青推しでよかった!"

 

全部、ぜんぶ本当の気持ちです。

パンダドラゴンというアイドルに、祐矢くんに出会えてよかったって、心から思います。

この3年間が祐矢くんにとってかけがえのないものとなっていたらいいな。

そして、進んでいくこの先の未来がどうか素敵なものであってほしいです。

というか、祐矢くんならそうできると信じています。

あなたが、これからもずっとずっと幸せでありますように。

adios💙

 

2021年3月31日

青推しの名取より 愛をこめて

 

#あいらぶゆーや